前回、女性ホルモンに優しい生活習慣について、お伝えしました。
詳しくは、こちら「あなたは大丈夫??女性ホルモンに優しい生活?厳しい生活?」をご覧ください。
あなたは、ご自分の体質をご存じですか。
世の中いろいろ身体のお手入れ方法がありますが、体質によって合うもの、合わないものがあります。
まずは、ご自分の体質がどういうものなのか、確認していきましょう。
■アーユルヴェーダによる体質分け
今回は、アーユルヴェーダを参考に体質をわけてみます。
以前、ヨガはアーユルヴェーダの中の健康法の一部だと、お伝えしました。
詳しくは、こちら「ヨガのストレス発散効果とは?その1」をご覧ください。
アーユルヴェーダは、古代インド発祥の伝統医学であり、人の心、身体、行動、そして宇宙、地球、環境も含めた全体の調和が大切であるとしています。
病気になりにくい心身をつくる予防医学として、自然治癒力を高める食生活や生活を重点においています。
アーユルヴェーダでは、人の心と身体の基礎となる生命エネルギーを「ドーシャ」と呼びます。
ドーシャは「ヴァーダ(風の要素)」「ピッタ(火の要素)」「カパ(水の要素)」の3つからなり、人の身体の体質も大きくこの3つに分かれます。
■ドーシャ別の特徴
ヴァーダ(風)の特徴は、軽い、冷たい、乾燥、よく動く、透明、細かい、不規則、刺激的、分散的です。
ピッタ(火)の特徴は、明るい、熱い、油性、鋭い、液体、刺すような、すっぱいです。
カパ(水)の特徴は、重い、冷たい、油性、遅い、静か、粘性、密度が高い、甘い、やわらかいです。
■キーワードは3つの要素の調和
人は、誰でもヴァーダ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)の3つの要素をもっています。
そのエネルギーの配合バランスで、体質が決まります。
この3つが調和してはたらくときに人は心身ともに健康であり、おだやかでいられるのです。
いかがでしたか。
次回「暴かれる女性の身体の秘密?女性ホルモンと切りはなせないものとは??(中編)」で、あなたがどういう体質なのか、どういうお手入れ方法が良いのかをお伝えします。