前回は、生理周期が乱れたままだと妊娠しにくく、また、老化が早まるということをお伝えしました。
くわしくは、こちら「放っておくと怖い、生理周期の乱れ?女性ホルモンに隠された若返りの秘訣??(前編)」をご覧ください。
それでは、生理周期が乱れる原因とは、何なのでしょうか。
あなたの生理周期が乱れてしまうのには、ある2つの原因が関係している場合があります。
■生理周期が乱れる原因1つ目:子宮と卵巣が硬くなっている
1つ目は、子宮と卵巣がガチガチに硬くなっていることが考えられます。
実は、子宮は筋肉でできています。
日頃、デスクワークなどで、あまり体を動かす機会がなかったり、無意識に体に力が入っていたりすると、子宮の筋肉がガチガチに硬くなり、こり固まってしまうのです。
■生理周期が乱れる原因2つ目:膣がたるんでいる
2つ目は、膣がしまりを失い、たるんでいることが考えられます。
生理周期の乱れに影響しているのが、膣のしまり具合です。
実は、膣は生理の血を外に流したり、止めたりするための蛇口のような働きをしています。
膣のしまりが悪くなってたるんでいると、生理がダラダラと長引いてしまうことがあります。
たとえるのなら、蛇口が少しだけ開いていて、水がチョロチョロと流れ続けている状態です。
それでは、膣のしまりが悪くなっている証拠です。
驚くことに現代女性が当たり前にしている血のたれ流しは、尿もれと同じことなのです。
月経をコントロールできていた昔の女性たちにとってはあり得ないことです。
子宮はふんわり、膣はキュッが理想的です。
子宮をふんわり、膣をキュッと引きしめることで、生理の周期が規則正しく整うようになります。
すると、生理が3〜4日でピタッと終わり、月経の不快症状が一切なくなり、妊娠しやすい体作りができて、さらに、ぽっこり下腹が美しく引きしまるという素敵な状態がやってきます。
それでは、どうすれば、子宮はふんわり、膣はキュッという状態になれるのでしょうか。
次回「放っておくと怖い、生理周期の乱れ?女性ホルモンに隠された若返りの秘訣??(後編)」に続きます。