だからなの?女磨きと悲劇のヒロイン(前半)

前回は、女性性(アワ性)と男性性(サヌキ性)がもたらすものについて、お伝えしました。

くわしは、こちら「女磨きのキーワードは「泡」?」をご覧ください。

今回は、アワとサヌキについて、もう少し深くお伝えします。

あなたは、それぞれの性に「低次の状態」から「高次の状態」まで存在するのは、ご存じですか。

実は、アワにもサヌキにも「低次の状態」から「高次の状態」まで存在するのです。

ちなみに、低次とは次元が低いこと、高次とは次元が高いことです。

では、それは、どのような状態なのでしょうか。

■低次の状態とは?

低次の状態とは、生命のエネルギーと繋がっていない状態のことです。

つまり、攻撃性をもつのです。

アワは、内側に向かう性質なので、自分に攻撃が向きます。

くよくよいじけて、被害者意識になります。

たとえば「世界のなかでわたしだけが不幸なの。だれもわたしの気持ちなんて分かってくれないのよ」と、悲劇のヒロインと化します。

サヌキは、外側に向かう性質なので、外に攻撃が向きます。

攻撃的で支配的、ワンマンで横暴、人を見下して馬鹿にします。

たとえば「俺が正しいと言ったら、正しい。俺にしたがっていれば、いいんだ。ほんと、周りはバカばっかりで、グズグズしていて間抜けばかりだぜ」と、ジャイアン化します。

それでは、高次の状態とは、どのようなものなのでしょうか。

■高次の状態とは?

高次状態のとは、生命で満たされた状態です。

アワは高次になればなるほど、ありのままのその人をまるごと受けとめる性質が高まっていきます。

たとえば「いまのままの、ありのままでいいの。そのままのあなたで、なにもしなくても、頑張らなくてもいいの、そのままで十分輝いているの」というメッセージを発します。

つまり「いまのままで変化をする必要のないこと」への素晴らしさです。

高次のアワは、癒しをもたらします。

内なる生命のエネルギーをもって、その人存在そのものに祝福をもたらします。

サヌキは、高次になればなるほど、その人の眠れる可能性をひらき、力強さを導く性質が高まっていきます。

たとえば「あなたには、可能性がある。あなたが思っている以上にあなたという存在は偉大で素晴らしい。あなたにはもっともっと輝ける、あなたの可能性が眠っている」というメッセージを発します。

つまり「いまよりも可能性のある変化」への素晴らしさです。

高次のサヌキは、未来をもたらします。

外から、その人の魂によびかけ、その人の可能性をひらき、未来の展望をもたらします。

高次のアワとサヌキが存在することにより、両性の素晴らしさは、調和をとって真の姿を表します。

いかがでしたか。

次回「だからなの?女磨きと悲劇のヒロイン(後半)」に続きます。