前回は、そもそも不感症とはどういうものか、不感症の症状などをお伝えしました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
それでは、女性の不感症の原因とは、どのようなものがあるのでしょうか。
■女性の不感症の原因■
女性器のうまれつきの問題、あるいは加齢によるホルモンバランスの崩れなどが原因で不感症になる方もいます。
女性器のうまれつきの問題とは、たとえば、生まれつき膣が非常にせまい、または「処女膜強靭(しょじょまくきょうじん)」といって処女膜が硬いといった場合です。
最初の挿入時はもちろんその後のセックスにおいても非常な痛みをともないます。
クリトリスを覆う包皮の部分が非常に厚く、男性でいう包茎のような状態になってしまっている場合もあります。
そういう状態ではなかなか快感を得ることは難しいです。
そのほかの女性器の問題では、膣の奥の部分はちょうど子宮の裏側に当たりますが、ここになんらかの炎症や子宮内膜症の症状が出ていると、性交時に鋭い痛みを感じることがあります。
この場合は女性器の病気の中でも自覚症状が出やすいものです。
加齢・ホルモンバランスの崩れによる原因は、閉経後の女性は女性ホルモンの分泌量が極端に少なくなるため、どうしても感じなくなったり、濡れなくなったりという問題が起こってきます。
と、ここまで書いてきましたが、多くの女性にあてはまる原因、それは実は「冷え体質」なのです。
この冷え体質を改善する事が、とても重要です。
■女性の不感症改善■
たしかに不感症には、生まれつきだからということも場合によってはあるかもしれませんが、不感症を改善するのに一番大切な事は、生まれつきでも慣れでもなくて、大事なのは「感じられる体質へと変えること」なのです。
根本的な原因として冷え体質があり、その上に心の部分があり、血行のとどこおりがあるので、結果、不感症になってしまうのです。
冷え体質の改善方法は、以前の記事「子宮を温める方法」と同じです。
ゆっくり、ちょっとぬるめと感じる40度前後の熱さのお風呂につかることが重要です。
湯船で身体を温めることができますし、血液の流れをうながすこともできます。
詳しくは、こちら『自分磨き?女性は子宮でものを考える??(後半)』をご覧ください。
それに加えて、血行をよくするために、水を飲むこともおすすめします。
お茶やコーヒーではなく、水を最低でも1日2リットルを飲むよう、心がけてみてください。
いかがでしたか。
「冷え体質」が感じづらい体にしていたのは驚きでは、ありませんでしたか。
そして、最初の経験で自信をなくしてしまうなど、心の部分で不感症になってしまう方もいます。
その方におすすめの方法もあります。
詳しくは、次回『女性のセックスに関する悩み、不感症だからこそ愛が深まる?(前半)』に続きます。