あなたは「不感症」という言葉をご存じですか。
似たような言葉で「冷感症」「恋愛不感症」なども耳にしたことがあるかもしれません。
しかし、いずれも医学用語ではなく、定義も結構あいまいです。
■不感症とは?■
一般的には、性欲自体はあるのに、なかなか快感が得られない、または、まったく得られない、オーガズムに達しにくい、または達したことがないと定義されています。
たとえば「彼にさわられても何も感じない」「罪悪感で思わず感じているふりをしてしまう」などが当てはまります。
パートナーとのセックスにおいてこの「不感症」に当てはまるとしても、すぐに落ちこんだり、深刻になる必要はありません。
不感症は改善する事が出来るのです。
それでは、その「不感症」は、どのくらいの女性が悩んでいるのでしょうか。
■不感症に悩む女性■
実際、日本人女性(16歳~49歳)の2人に1人が不感症というデータも出ています。
そして夫婦関係が悪くなり、カップルが別れる原因にもなっているのも事実です。
では、不妊症の症状とは、どのようなものがあるのでしょうか。
■女性の不感症の症状■
不感症とは、性的な刺激に対して興奮を覚えづらい、性欲があるにも関わらず、性交しても快感を得ることができないことを指します。
元々、女性はオーガズムに達してどうなるか、という明確な反応がとぼしく、男性のように射精という行為がありません。
それゆえに定義も、その線引きも難しいといえます。
最近、セックスにおいて女性に苦痛があり、満足の得られない状態のことを女性性機能障害(FSD)といいます。
不感症はハッキリとした状況がない限りは自分を不感症だと思い込んで悩んでいる場合が多いのです。
それでは、女性の不感症の原因とは、どのようなものがあるのでしょうか。
『女性のセックスに関する悩み、不感症は治るの?(後半)』に続きます。