前回、女性の性格形成に関わっている4種類のホルモンについて、お伝えしました。
詳しくは、こちら「女性ホルモンのなせるワザ?女性の性格が月に4回変わる理由とは??(中編)」をご覧ください。
参照元URL http://mote7.com/
あなたは、女性は月に4回性格が変わると言われて、なんとなく思い当たりませんでしたか。
それでは、4つの性格を見ていきましょう。
■どんよりした1週間
生理初日を0日とすると最初の1週間はプロゲステロンが減少し、オキシトシンの分泌量が多くなります。
精神を安定させるプロゲステロンが減少すると、むくみ、疲労感、イライラ、不安感などの不快な症状を感じるようになります。
つまり、生理の真っ最中、身体はだるく感じ、肌の調子も悪いので、なんとなくどんよりとした気持ちになることが多い時期です。
■絶好調でキラキラな1週間
7日目からはエストロゲンが増加し、女性は絶好調に感じます。
エストロゲンがたくさん分泌される時期は、お肌にとっては安定した良い時期です。
肌の潤いを保ったり、肌のハリを保ち、シワやタルミを予防する働きを持つのもこのエストロゲンなのです。
排卵に備え性欲も増し、露出度の高い服を着たくなる時期でもあります。
■落ち着きを取り戻す1週間
14日目を過ぎると少しずつプロゲステロンとオキシトシンが増え始めます。
どちらも精神鎮静作用のあるホルモンなので、思考も冷静になります。
性欲も減り、落ち着きを取り戻す時期です。
■イライラピリピリの1週間
21日目、つまり、次の生理の1週間前になると、テストステロンが増え、支配欲が強まり、攻撃的、衝動的になりやすい時期に突入します。
他人に対してもイライラを感じやすい時期なので、周りの人に八つ当たりしないように気をつけましょう。
このように見てもホルモンは、女性の性格にかなりの影響をおよぼしているのが見て取れます。
■男性の1ヶ月
ちなみに男性は、下記の表のようにホルモンの分泌は一定なので、ホルモンが性格に与える影響は少ないようです。
参照元URL http://mote7.com/
いかがでしたか。
なんとなく思い当たる部分があったのではありませんか。
このことを知るだけでも自分が今どの時期か分かるので、自分の気持ちに気づきやすくなるかもしれませんね。
まずは自分が今、どの時期かを確認してみることから始めてみては、いかがでしょうか。