極端な糖質制限は逆に太る―後編―

前回は、極端な糖質制限は肌を汚くしたり
太る要因となったり、凹みやすくなったり
という話をお送りしました。


極端な糖質制限は逆に太る―前編―

炭水化物には、太りやすいものと
太りにくいものがあります。

(炭水化物とは糖質と食物繊維を合わせたものです。)

太りやすい炭水化物→食後血糖値を150以上上げるもの
太りにくい炭水化物→血糖値の上昇が緩やかなもの

炭水化物が悪いのではなく、
食べ合わせの仕方、です。

さて、そもそもなぜ糖質制限が流行ったかと言うと
「糖化」現象の影響からでしょう。

たるみやくすみの原因に老化の最大要因と言われています。

焦げるイメージです。
コラーゲンが焦げついて肌がくすみ、固くなるのでシワになります。

糖尿病の人の肌がくすんでいくのはこの糖化が原因になります。

糖化が急激に起きるのはストレスもありますが、
血糖値が急激に上がる食べ物も原因です。

空腹の後、パンや白米を大量に食べると
血糖値が上がりやすくなります。

空腹の時はまずはお味噌汁や野菜などから
胃を準備させていくのがBESTです。

■白いものは血糖値を急に上げる

白米・うどん・ケーキ(砂糖)など…

急な血糖値の上昇により、血糖値を安定させるため
インシュリンが大量に出ます。

大量に出るために、今度は血糖値が急激に下がります。
エネルギーが出ないので、更に食べてしまうことにもつながります。

結果、食べ過ぎにより太りますし、
消化しきれない分も中性脂肪として蓄積されます。

食後の血糖値は緩やか上昇の方を選びましょう。
肌も老化してしまいますしね。

チェックするのはカロリーよりもGI値です。
高いと糖化現象が起きやすくなります。

GI値が高いものは低いものと組み合わせましょう。
うどんや白米には海藻やワカメを。

ワカメうどんやご飯にはお漬物がいいですね。
納豆もOKです。

組み合わせができない場合はGI値高いものを食べたら10分歩くことです。
すぐ歩きましょう。
血糖値が下がりますよ。

GI値低いもの
もずく、寒天、わかめ、のり、アボガド、えのき、
エリンギ、キャベツ、しらたき、大根、豆類、
ライ麦パン、そば、鮭など

GI値高いもの
アイスクリーム、スパゲッティ、そうめん、中華めん、
小麦粉、とうもろこし、餅、ドーナツ、菓子パン、
砂糖、チョコレート、ホットケーキなど

面倒ですが、自分で調べてMY食べ合わせ帳を持つと
きちんと意識することにより痩せる意識にも繋がります☆