前回は、タンパク質と炭水化物を分けて食べると
消化への負担が減ることをお伝えしました。
炭水化物はご飯やパン、パスタ、うどんなどです。
タンパク質は肉や魚、乳製品などです。
この2つを分けて食べるって
相当難しい感じしますよね。
焼肉定食はNGになります。
ラーメンもチャーシュー大盛りはできないですね。
では、どうして分けて食べるのでしょうか?
それは、胃への負担を減らすためです。
では、どうして一緒に食べると
胃への負担が増えるのでしょうか?
消化するためには、消化液が出ます。
その消化液がポイントです。
■炭水化物とタンパク質は消化液が異なるので一緒に食べると胃の負担が大きい
炭水化物は、消化するためにアルカリ性の消化液を必要とします。
そして、タンパク質は酸性の消化液が必要です。
消化液が違っていますね。
酸性とアルカリ性を混ぜたら、どうなるでしょうか?
中和されてしまい、酸性でもアルカリ性でもなくなります。
アルカリ性なら、炭水化物はスムーズに消化されます。
酸性なら、タンパク質はスムーズに消化されます。
消化がスムーズに行われると、
カラダもすっごく楽ですよね。
これが中和されてしまうのです。
食事の時間、まずは一口目に
ご飯を食べたとします。
カラダはアルカリ性の消化液を出します。
次に肉が入ってきたとしましょう。
胃は酸性の消化液を出すのです。
すると胃の中で中和されてしまい、
消化に時間がかかります。
これではエネルギーが余計に必要になります。
だから、食後眠かったのです。
脳を動かして思考に回るエネルギーを
消化に回していたからです。
おかずだけまずは食べて
その後ご飯を食べる、
昔はお行儀悪いなんて言われましたが
これが一番理に適っているのです。
肌もきれいなまま痩せたいですしね。
余計な消費は抑えてキレイにいきましょう☆