前回、セックスは力であり、はるか昔から権力者たちがそのことを一般庶民へひた隠しにしてきたということをお伝えしました。
詳しくは、こちら「女性なら知っておきたい、セックスは力である?隠されてきたセックスの真実とは??(前半)」をご覧ください。
あなたは、結婚とかかわりなく、心をともなわないセックスを重ねることのリスクをご存じですか。
これまでは「妊娠」と「性感染症」だと教えられてきたと思います。
あくまでもこれは副産物的なもので、本当のリスクは「その人の持って生まれた運命が狂わされてしまうこと」です。
■持って生まれた運命が狂わされる
たとえば、心をともなわないセックスを重ねることということは、本当に心と身体の性質にぴったり合っている、自分にふさわしいパートナーとの出会いを邪魔する障害物を作ることになっているのです。
仮に、近未来に魂の奥底から引き合うような出会いが用意されていたとしても、その機会をつかむのが難しくなってしまいます。
それでは、どうして、そうなってしまうのでしょうか。
■割り切った関係がもたらすもの
たとえば、まだ結婚する気のない独身女性がなんとなく人生経験をつむつもりで、妻子のある男性と不倫関係を持ったとします。
最初は結婚するつもりなんてない割り切った関係だったとしても、いつの頃からか本気になり、相手に結婚をせまる、ということは多い話しです。
なぜ、最初と話しが違ってきてしまうのでしょうか。
■天地に向かって宣言する
たとえば、カブキには型というものがあります。
役者がこういう動作をしたらこう思っている、こういう化粧や衣装をつけていたらこういう人物というように、特定の身体の形で普遍的な意味を表現することが決まっています。
このように「セックスをする」という行為も、この型にあたります。
つまり、特定の相手と継続的にセックスをする、という型を身体で演じると「私たちは夫婦である」と天地に向かって宣言しているようなものなのです。
これがセックスの持つ力の一つ「呪縛力」です。
■セックスの持つ力「呪縛力」
たとえば、運命の相手でもない相手と継続して関係を持っている時に、本当に好きな相手と出会ったとします。
好きな相手に自分は必死でアプローチしているつもりでも実際は、身体の関係のある相手とばかりタイミングが合ってしまい、切実に必要としている相手との関係の邪魔をしていく、それがセックスという行為の持つ呪縛力であり、天地を動かす型の力でもあるのです。
よく「強く願えばかなう」ということを聞くかもしれませんが、本当は、願うだけでは無理なのです。
心に想うことと、身体で表現することをぴったりと一致させなければ、運命は動きません。
いかがでしたか。
心をともなわないセックスを重ねることで、もって生まれた運命が狂わされるなんて驚きではありませんか。
そのようにならないためにも、まずは、肌と肌を重ねることで相手との相性を見極めてみては、いかがでしょうか。