あなたは最近、泣いていますか。
喜びや悲しみ、怒りなどといったわきあがる感情をためこむことなく、自然に感じとることができていますか。
すべての感情を自然に感じとることができて、初めて人は健全な心を持ち、感じやすい心になれるのです。
実は、五感で繊細な感覚を受けて感情をうむことと、オーガズムを得ることは、とても深いところで関係しています。
心を閉じて感じることを禁止したままの状態で愛の営みを行っても、オーガズムを得ることは、かなり難しいです。
■今の時代はポジティブ思考過ぎる
「大人は泣かない、ネガティブになってはいけません、暗いことは考えず前向きでいきましょう」と、今の時代は全体的にポジティブ思考過ぎます。
暗い発言をすると「なぜ、そんなにネガティブなの」と非難され「もっと前向きに明るくいこうよ」とはげまされてしまいます。
しかし、ネガティブな感情も正面から受けいれて消化できてこそ、本当にポジティブになれるのではないでしょうか。
とはいえ「今日は、とても空気が澄んでいて雲一つない青空だわ」と感動にひたり「あの子、朝からおこられてかわいそう」などと涙を流していると会社に大遅刻して怒られてしまいます。
ですので、できれば、平日の夜や土日など、時間や曜日を決めて、ふだん許されていない感情を取りもどす時間を持つことがとても大切です。
■感情を取りもどす秘訣
感情を取りもどす上で、一番簡単なのが泣くことです。
なぜなら、最も心を解放できる手段なのに、社会では泣くことが許されていないからです。
だからこそ、あえて一週間に一度は泣く時間を作りましょう。
たとえば好きな音楽を聴いて感動したり、過去の経験を思い出したりして、何も考えずに泣くことに集中するのです。
本気で泣いた後は、パワースポットを訪れたときと同じように、心が洗われエネルギーがめぐり、心が修復されるのです。
もし、ただ泣くことができないというのなら、映画を観に行ったり、お気に入りのDVDを観たり、芝居を観たりして感動するのも良いでしょう。
女性は心の感動を意識していれば、常に魅力的な女性でいられるのです。
いかがでしたか。
オーガズムに心の解放が関係しているなんて納得ではありませんか。
さらに、女性性を高めるための感性を磨く具体的な秘訣は次回「女磨きはネガティブ思考と涙から??(後半)」に続きます。