心と甘い物の関係<後編>

精製された炭水化物を過剰摂取すると
体内の酵素や補酵素がフル回転し
肌の修復などに回るエネルギーが
なくなることをお伝えしました。

詳しくはこちら

心と甘い物の関係<中編>

精製された糖分の取り過ぎは
カラダに影響を及ぼしますが、
心にも影響を及ぼします。

 

■心を整えるには糖分を制す

最近は殺人犯やDV(家庭内暴力)
の犯人は「精製糖分の取り過ぎ」
が関係していると報告されてきています。

急激な糖分の取り過ぎで驚いたカラダは
血糖値を下げるためにインスリンを急に
分泌します。

ところが、血糖値が下がる頃には
もう糖分は入ってきていないため
結果下がり過ぎてしまいます。

低血糖状態となり、糖分で働いている
脳は困るために「糖分が欲しい!」
とSOS信号を出します。

するとまたジュースや甘い物が
欲しくなります。

糖分が来なければ、脳はイライラします。
アドレナリンという興奮作用があるホルモンを
分泌します。

血管が収縮して高血圧の傾向にもなります。

イライラするので安眠ができなくなり、
脳はエネルギーが少ないために体内の
機能を保つためのエネルギーを最優先します。

理性は後回しです。
そのために急激な眠気に襲われることもあり
また、理性が働かないのでキレやすくもなります。

そうならないためにも、
ちゃんと糖分がエネルギーとして
活用できるようにしたらいいのです。

糖分をエネルギーに変えるのは
ビタミンBです。

そして、カラダの機能を正常に保つには
ミネラルは欠かせません。

結局はバランスよく食事を取っていれば
多少の甘い物に心の支配を奪われる、
なんてことはありません。

甘い物が悪いのではなく、
ちょっとの知識で甘い物もOK
になります。

楽しく美味しく頂きましょう。