野菜ジュースは野菜代わりになる!?

まず、先に答えます。
「なりません」

ダイエットしている時であっても
忙しい時は食に時間がかけれません。

そんな時は手軽に栄養が取れる野菜ジュース☆
ありがたいですね~~
でも、これにはちょっと待った!です。

たとえば、あなたが生の野菜ジュースを作ったとしましょう。
野菜を買ってきて、ジューサーに入れます。

それをペットボトルに入れて放置してみてください。

フタが吹っ飛びます。

生の野菜ジュース=生きているのです。
なので、ガスが出るんですね。
そのガスの逃げ道がないといけないので
フタが吹っ飛んでしまうのです。

ちょっとイメージしにくいかもしれないので、
リンゴを切って食べるとしましょう。

リンゴを切った後、少し時間が経つと
切り口が変色してきますよね。

でも、市販のリンゴジュースは変色しませんよね。

このように、生きているものは反応しています。

じゃあどうして市販の野菜ジュースは爆発しないのでしょうか。

それは脱イオン化という工程をしているからです。

■野菜ジュースは生きた栄養成分を殺した飲み物

脱イオン化というのは、生きた栄養成分を殺すことになります。
変色したら売れません、だから脱イオン化するのです。

生のリンゴで作ったジュース、
市販の100%リンゴジュース

どっちも100%リンゴジュースですが、
市販のものは変色=酸化しません。

同じ食品なのに、腐らないのです。
おかしくないですか?

市販の野菜ジュースというのは(100%でなくとも)
濃縮還元や抽出されています。
この工程で栄養素が脱イオン化されてしまいます。

なんでメーカーは止めないの?と思いますよね。

濃縮還元とは、果汁の汁氣を飛ばして、
濃度100%のシロップを作っています。

すると、同じリンゴ100個であっても
こっちの方が軽いんですね。
イコール、輸送コストが安く済みます。

そしてそのシロップを、工場で水を添加して100%に戻します。
ジュースの原価を抑えられますね。

だから止められないのです。

じゃあどうしたらいいの!?ということですが、
できるだけ野菜や果物は形が分かるものを頂きましょう。

しっかり噛むことで顔にのトレッチにもなります。
噛むことで食べ物が小さくなると胃への負担も減りますし、
満足感も得られます。

ダイエットは食事量を減らすよりも
何を食べるか、の方が重要ですよ☆