その肩こり・腰痛は、感情の抑え込みが原因??

■その肩こり・腰痛は、感情の抑え込みが原因??

突然ですが、みなさんは「筋肉が感情を記憶する」って話を聞いたことがありますか?

初めて聞いた人は、なんのことやら
さっぱり意味がわからないかもしれません。

よくココロとカラダはつながっていると言いますが、

この筋肉と感情の関係を知ると、
その意味がよくわかるんじゃないかと思うのです。

 

たとえば、あなたのその肩こりや腰痛、背中のコリなど、
つらい身体の痛みの原因が、姿勢とか運動不足だけではなく、
自分の感情を抑え込んでいることが原因 という可能性があるってこと。

一体どういうことかというと、

私たちは、日々の生活のなかで他人に対して、
自分の感情をそのままおおっぴらに表現することってあまりしないですよね?

たとえ腹が立つようなことが起きても、悲しいことが起きても、
人前ではあまり感情をあらわにすべきでないという人が、
日本人には多いのではないでしょうか?

 

そんな風に思いを表に出さずに、グッと気持ちをこらえたとき、
あなたのカラダはどんな反応をしますか?

怒りを感じたとき、あなたのカラダは肩に力が入り、強張ってはいませんか?

悲しみを感じて涙をグッとこらえるとき、
あなたは自然と奥歯をギュッと噛みしめてはいませんか?

そう、私たちのカラダはこんな風に
感情と無意識に連動しているんです!

気持ちは抑えたつもりでも、筋肉のリアクションは
自分では抑えることができないんですね。

さらに、気持ちを抑えようとすればするほど、カラダも一緒になって
気持ちをおさえつけようとするから、グッと力が入るわけです。

ほら、怒りを必死で押し殺そうとするとき、
手はグーの状態で強く握りしめてますよね?

普段から感情を表現せずに抑えることに慣れてしまった人は、
こうして反応した筋肉がカラダのどこかで塊となって、
それがコリとして表れ、痛みを引き起こす原因となることがあるのです。

 

■歳を重ねると、生き方が顔に出る??

そして、肩や背中だけでなく、私たちの顔にもたくさんの筋肉があります。

ということは、どんな感情をたくさん感じてきたか、
どんな感情を抑えてきたかが顔にも表れるということです。

よく歳を重ねると、生き方が顔に出るといいますが、
だとしたら、納得?!

 

では、普段から感情を抑えることが多い人や、
感情を表現するのが苦手な人は、どうしたらよいのでしょう?

 

そんな人におすすめの方法があります!

それは「日記を書くこと」です。

日記といっても、ただその日に起こった出来事を書くというよりも、
自分が思ったことや感じたこと、その日の気持ちを書きつづるのです。

誰に見られるわけではないので、上手に書く必要なんてありません。

日記に自分が思ったことや、感じたことを書いてみることで、
自分を客観的にみることができるようになります。

「私ってこんなことを思っていたんだ!」
と自分で認識することで、感情を溜め込まずに自分のなかで消化することができます。

これが未消化のまま溜まっていくと、心の便秘が起きて、
筋肉に蓄積され、やがて痛みとなって表面に表れる。

人の心と身体は密接に影響しあっているということが
おわかりになりましたか?

今日からぜひ、自分の「心日記」をつけてみましょう!

新しい自分発見があるかもしれません。