あなたは昔、女性たちが満月の日に、ほぼいっせいに月経がはじまったと言ったら、信じますか。
実は、本当のことなのです。
その頃の時代「性」は、聖なるものとされていました。
詳しくは、こちら「女性の身体に備わっている能力とは?聖なるセックスの秘密」をご覧ください。
■女性が女神だった時代
「聖なる時代」は、女性が女神でいられた時代でした。
新しい命を生み出す力を持っていたこと、また、産まなくても月経という規則正しい自然のサイクルを身体で表現できる女性は、まさしく自然の体現者だったのです。
満月の日に、ほぼいっせいに月経が始める女性たちは、肉体が直接自然と連動するとうことで男性たちから頼りにされ、尊重されました。
その女性と交わった相手が生命力を授けられることは、とてもすごいことだったのです。
しかし、そのセックスのもたらす力をおそれた時の権力者が、セックスを卑しいものとして、庶民の心に植えつけていったのです。
実は時の権力者が、セックスの持つ力の中で一番恐れたのは「自由な心」でした。
■権力者がおそれた「自由な心」
人は全身全霊で行うセックスで味わえる真実のよろこびを知ると、生命力がわいてきます。
すると、他人にふりまわされず、自分自身の中からわいてくる力によって芽生える自立心、つまり、誰にも支配されない自由な心を持てるようになるのです。
そうなると、権力者の言う通りに行動しなくなるのは明らかです。
それを恐れる気持ちから権力者は「性」に関して堕落、罪悪感をうえつけ、人々の意識を小さなワクの中に縛りつけるため、洗脳していったのです。
性は決して恥ずかしいものではなく、聖なるものです。
愛の営みであるセックスは、いろいろな力をもたらしてくれるのです。
いかがでしたか。
全身全霊で行うセックスが自立心、自由な心を育ててくれるなんて、驚きではありませんでしたか。
次回、性欲は動物的本能ではないということをお伝えします。