バストアップの仕組み

多くの女性がバストについて、様々な悩みを抱えています。理想的な美しくハリのある形の良いバストに近付くにはどのような方法があるのでしょうか。

一概にバストの悩みといっても、その内容は人それぞれで胸が小さいことだけでなく、出産後の授乳によってバストへ負担がかかり変形してしまったり、加齢によってハリがなくなり垂れ下がってしまったりと女性にとって何歳になっても感じる悩みとも言えます。

理想的なバストサイズは身長×0.55といわれていて、高さとバストの底辺の長さがほぼ同じであるふっくらとした形が理想のバストといえます。誰もが理想とする美しい形に近付くための仕組みについてよく理解することで、より効果的なバストアップが見込めます。

バストは90%が脂肪組織、残り10%が乳腺組織で構成されています。乳腺が発達すれば脂肪組織が増えてバストが育つという仕組みですが、乳腺の環境が良くなければ脂肪組織も成長してくれません。またリンパの流れも非常に重要で、リンパの流れが悪いと乳腺の状態が悪くなり栄養が行き届かなくなります。

そこで大切なポイントが、冷えの解消や自分のバストの形にあった正しいブラジャーを選ぶこと、正しい付け方をすること。またバストマッサージも効果的と言われていて、乳首から横に伸びたラインと脇のくぼみの縦のラインが交差する点にある天渓(てんけい)というツボを刺激し乳腺を発達させるマッサージもおすすめです。

バストにハリがなくなり、垂れ下がって形が変わってしまう要因として加齢や老化もありますが、ホルモンバランスの乱れや過度なダイエットも影響します。元気なバスト作りにはバスト全体を支える大胸筋の部分も、併せて鍛えることでよりバストアップ効果が期待出来ます。大胸筋は日常生活であまり使うことのない筋肉なので、両手を目の前で合わせて押し合う合掌のポーズなどのエクササイズを取り入れるなど、日々の小さな努力もバストアップへの近道です。