ニキビ跡ができる原因

ニキビ跡ができる原因ですが、まずニキビ跡には2種類があります。

へこみや陥没と、赤みや色素沈着の2種類です。

最初にへこみや陥没のニキビ跡が出来てしまう原因は、炎症を伴うニキビができたときに起こりやすいです。

肌の深い部分にある真皮層の皮膚組織が傷ついてしまうことで起きます。

本来ならば肌の皮膚は放置しておいても再生されるのですが、真皮層が傷つくと再生することが出来なくなります。

線維化という現象が起きて周りの組織に固いしこりに似たものができます。こうなってしまうと炎症が治まっても傷ついた組織表面がへこんだり陥没してしまいます。実はへこみの種類も3つありそれぞれへこみ具合によって肌の改善具合が変わります。1つ目はボックスタイプでこちらは改善が見込みやすいタイプです。早めに対処することで綺麗な肌に治すことが出来ます。2つ目はローリングタイプでへこみの状態が4mm以上あるものを指します。真皮層まで傷ついてしまっている状態だと改善に時間がかかります。3つ目はアイルピックタイプでへこみが深く抉れた状態を指します。真皮層の下まで突き抜けた状態になってしまうと改善するのがかなり困難です。

もう1つ赤みや色素沈着のニキビ跡ができてしまう原因は、こちらも炎症を伴うニキビが出来た時に起きる場合が多いです。シミの元になってしまうメラニンが人間の身体の中にはあるのですが。そのメラニンを作る細胞が活性化してしまうことで起きます。細胞が活性化することでメラニンがたくさん生成されてしまい、シミとして残ったり赤いまま中々消えなかったりするのです。本来ならばメラニンが生成されても分解や排出をきちんとしてくれます。ですが、ニキビができた後は肌がダメージを受けている状態です。正常な肌の状態ではないため肌自身の分解や排出能力が落ちてしまっています。落ちた状態のため分解や排出がされずに肌にダイレクトにメラニンが残った状態となります。以上がニキビ跡ができる原因です。