甘いものを食べてもストレス発散にならない!?

日本女性の多くはPMSに悩まされています。
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日本女性の10人中9人が悩んでいることとは?

このPMSを強く訴える人には共通点があります。
それは、甘いものが好きだったり、偏食家だったりすることです。

月経前は軽いストレス状態になるため
糖質(甘いものや炭水化物など)を
欲するようになります。

ところがこれは、2つの意味で逆効果になります。

■血糖値の上昇と下降による精神状態の乱れ

糖質を多く摂る人は、血糖値を下げる
インシュリンと言うホルモンが弱まっている
状態があります。

甘いものを食べた後、すっきりするけど
後悔の念に襲われたり、そんな自分にイライラ、
もう何もしたくない…

このように、
自分がコントロールできていない、
と思うことはありませんか?

インシュリンホルモンが弱まると、
血糖値の上昇と下降が通常より激しく、
コントロールが付かなくなります。

イライラや情緒不安、抑うつ
倦怠感などが出てきます。

■糖質過多のため偏食になり、やがて栄養不足に…

2つ目は、糖質過多の偏食になると、タンパク質やミネラル、
ビタミンといった大切な栄養素が取れなくなります。

鉄分や亜鉛を摂取した女性は
PMSの発症リスクが低いと言う
報告がされています。

精神の安定にはセロトニンと言う
幸せを感じるホルモンが関わりますが、

このホルモンの材料が
タンパク質、鉄分、葉酸、
ビタミンB6などです。

偏った食事をすると、栄養素も
当然偏ります。

特にやる氣が起きないと、
甘いものを食べて疲れた自分を
癒やそうとします。

こんなことを繰り返していると
余計に悪循環!

特に鉄分は月経がある女性にとって
一番欠乏しやすい栄養素です。

PMSはホルモンのバランスだから仕方ない、
ではありません。

食事や生活習慣が大きく関わっています。

ピルに頼る前に、
携帯を見るのを寝る前の1時間は止めてみる
ゆっくり和食を味わってみるなど
生活を見直してはいかがでしょうか。