納豆で痩せる!??

健康食材ダイエット効果有とあればヒットしてしまう…
というのが日本人の特性でもあります。

何年も前の話ですが、とある健康番組が打ち切りになりました。
納豆がテーマだったのですが、その放送後から納豆がスーパー
から消えると言う珍事件発生!

ところが被験者からデータ、翻訳までねつ造していたことが発覚、
打ち切りになりました。

ここで問題なのは、ねつ造していたテレビメディアもですが、
まんまと乗せられた消費者側の意識もです。

ウソでもねつ造でも、メディアが動けば経済は動く、
という図式が成り立っているのですね。

でも大切なのは、周りがこうだから、ではなく
「あなたに合うか」なんです。

一人の女性として賢く、自分の意思で決定しましょう。

■納豆で痩せるのは本当なの?

では本題です。
納豆で痩せるのでしょうか?

ちなみに、100%確実に痩せるわけではありませんが、
痩せないわけでもありません。

納豆に含まれている大豆イソフラボンやレシチンには
脂肪燃焼やコレステロールを低下させる働きはあります。

あ、じゃあ効果あるんだ!
痩せるなら食べよう!

となるのはちょっと待ってくださいね。

納豆くらいの量の摂取量じゃ痩せるまでは難しいのです。

大豆タンパク質は良質で理想的なタンパク質源ですが、
プロテインスコアはあまり高くありません。

タンパク質はアミノ酸に代謝しなければなりませんので、
代謝役のビタミンB6を中心とするビタミンも絶対に必要です。

納豆は山芋やヤーコンのように糖質の吸収を抑制したり、
黄な粉やお餅のようにお腹を膨らませたりします。

痩せる食材というよりは
太らない食材
という言い方が正しいです。

痩せたいなら日本人は筋トレの方が効果があります。

詳しくはこちら
最速でメリハリボディを身に付ける3つのステップ③

ただ、痩せなくても納豆は大事な醗酵食品です。
納豆菌も優れた菌ですし、毎日の食生活に
オススメな食品であることには変わりありません。

溶き卵を落として、ネギと刻みノリとシラス
をブレンドするとプロテインスコアも100に
なります。

すべては“バランス”が大切なのです。