恋愛もカラダも循環していますか?②

前回は循環がもたらしたフランスの繁栄の話でした

恋愛もカラダも循環していますか?①

 

一国の繁栄とあなた自身は
関係ないように思うかもしれません。

しかし、
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
という言葉があります。

自分の経験から学ぶと信じるだけではなく
最初から自分の誤りを避けるため、
他人の経験から学ぶことも重要です。

 

■循環思想は人間のカラダを健康に仕立てあげるだけでなく、国家をも繁栄させる力がある。

19世紀後半、30年ぶりにロンドンから疲弊しきった
ナポレオン三世が戻ってきました。

「パリはフランスの心臓。健康な空気と陽の光が入るように清潔にしよう」
このようにパリ大改造に乗り出したのです。

停滞物を経路にはびこらせること、
腐臭が(つまり「死」の原因)体内に入ることは
街も人も死に等しいと考え、社会から断罪されました。

今日見るような凱旋門とレピュブリック広場、
放射状にどこまでも伸びていく美しい街路が作られました。

あの華麗な光景は実は人間の五臓六腑がモデルです。

ルイ14世も同じく、腐敗こそが肉体を朽ちさせると考えました。
腐敗する前に食べ物を体内から出すために、生涯何千回という
腸内洗浄をしたと言われています。

貴族や宮廷も穴開き椅子に座り、
なんと排便をしながら公務にあたっていました。

宮廷は開かれていましたから排便の姿さえ堂々と
見せていたことになります。

体内にも街内にも家内にも腐敗と停滞を持ち込むことこそ
死と衰退の始まりである

この哲学を持ってフランスをヨーロッパ随一の
軍事大国に仕立てあげたのです。

 

■停滞と腐敗を避けることが開運へと繋がる。

停滞しないことが繁栄の最大の秘訣だと思えば、
カラダも心も部屋も家も町も国も…
循環していたいものですね。

時間は有限です。
循環のために排毒・排出・整理・整頓・清潔は欠かせませんん。

詰まっている暇なんてありません!
まずは部屋の窓を開けて掃除からスタートしましょう。