あなたは、ふだんかみ合わせを気にしていますか。
虫歯などで歯が痛むと片側の歯だけでかんだりしていませんか。
実は、かみ合わせは歯だけではなく、全身の筋肉に大きな影響を与えているのです。
■かみあわせが悪化すると?
まずは、食事の時に、虫歯や歯痛で片側、左右いずれか片方でかんでしまうとします。
また、仕事などのストレスからしらない間に奥歯をかんでしまうと、顔面の周囲の筋肉が疲労し、顎関節のゆがみが生じます。
すると、頭痛や肩こりなどが、ゆがみや緊張の初期症状としてみられるようになります。
そして、だんだんと首筋、肩、腕、背中、脊柱(せきちゅう)、骨盤と全身のバランスが悪化していきます。
今まで全身で調整できていたバランスがくずれ、上半身と下半身の連動がとりにくくなります。
左右のバランスも悪いので、この状態で走るとぎくしゃくとしたぎこちない走りになっていきます。
そのため、スムーズに走れなくなり、より少ないエネルギーで走れる能力、ランニングエコノミーも低下します。
すると、レース後半の失速が増えていってしまうのです。
そのままにしてしまうと、かたよった場所に疲労がたまり、張りや痛みの原因になる可能性もあります。
このように、かみあわせが悪化すると、様々なところに影響することが分かりました。
それでは、このかみあわせ悪化する原因とは、他にどのようなものがあるのでしょうか。
次回「○○が大事?ランニングに多大な影響をもたらすものとは??2」に続きます。
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