前回、ランニングだけのトレーニングを続けていると、痛みが出やすい身体になってしまうとお伝えしました。
詳しくは、こちら「ランナーでも避けて通れる?痛みのない身体になる秘訣とは??1」をご覧ください。
あなたは、年齢によって筋力が低下する、というウワサを聞いたことがありますか。
実は、真実なのです。
■年齢で筋力が低下する
人は50歳を超えると、関節が変形していきます。
すると、関節の軟骨がすりへり、痛みや関節のかたさを引き起こしたりします。
出走スピートが遅くなったりと、今まで出来ていたことができなくなってしまうのです。
特に、肥満の方、筋力の弱い方、女性、同じ動作をくりかえす方、つまりランナーは、加齢後の変形が起こりやすくなる傾向にあります。
変形のスピードを遅くするためにも、変形後のランニングをサポートするためにも、今からランニング以外で使用する筋力を高め、バランスを取ることが大事です。
■若くて痛みがなくても筋力不足は危険
あなたは若いから大丈夫、と思っていませんか。
ランニング中の着地事は、身体の1.5~3倍の衝撃が身体にかかっているのです。
この衝撃を受けとめるためにも筋力のバランスのとれた身体にする必要性があります。
それでは、どうすれば筋力のバランスの取れた身体になれるのでしょうか。
■筋力不足の対策は筋トレ
筋力不足を補うのは、筋トレです。
あなたはランニングするのがやっとで、筋トレする時間が取れない、と思っていませんか。
その場合、ランニング中に使用していない筋肉を日常生活の中で刺激してあげるのがオススメです。
マラソンランナーの場合、あまり高い負荷をかける必要はありません。
たとえば、大股で歩く、腕を真上に上げる、横歩きをする、階段を1段抜かしで歩いてみると良いでしょう。
ふだんの行動にちょっとした動きを加えるだけで大丈夫なのです。
いかがでしたか。
次回「ランナーでも避けて通れる?痛みのない身体になる秘訣とは??3」では、具体的なちょっとした筋トレエクササイズをお伝えします。
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