前回、レーススタート時までの過ごし方をお伝えしました。
詳しくは、こちら「ここまで来たら、何するの?女性ランナーのレース当日の過ごし方とは?2」をご覧ください。
あなたは、30kmの壁という言葉を聞いたことがありますか。
30kmの壁というというのは、フルマラソンの大会に出場すると、最初は順調に走れていたのに、25km~35kmあたりで急に足が重くなり、ペースが一気に落ちてくるということです。
では、どうして、そうなってしまうのでしょうか。
■しのびよる脱水症状
人間は、筋肉を動かすと熱が発生します。
そのため、汗をかくことでその熱が上昇しすぎることを防いているのです。
しかし、汗をかくと当然といえば当然ながら、体内の水分は失われています。
ちなみに、脱水の程度と脱水症状の早見表は、こちらです。
【脱水の程度(体重に占める水分減少率) 】
・2%=のどの渇き
・3%=強い渇き、意識がぼんやりする、食欲不振
・4%=皮膚の紅潮、イライラする、体温上昇、疲労困ぱい、尿量の減少と濃縮
・5%=頭痛、熱にうだる感じ
・8~10%=身体動揺、けいれん
参考元URL http://matome.naver.jp/
それでなくとも、一般的にフルマラソンレースでは、普通に給水していても30kmあたりで5%程度の水分が失われます。
前半によけいな汗をかくようなことをしてしまうと、30kmより前にペースが落ちることになるでしょう。
そのため、のどがかわいてない気がしても給水は、意識して行うように心がける必要があるのです。
いかがでしたか。
次回「ここまで来たら、何するの?女性ランナーのレース当日の過ごし方とは?4」に続きます。
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