■ゴルフが教えてくれる「目に見えるものがすべてじゃない!」
ゴルフをしていると、当たり前と思っていたことが当たり前じゃないことに気づかされ、
自分の思考の枠がグイッと広がっていきます。
そして、思考だけじゃなく、「自分が見ているものが真実」であるということもまた、
「思い込み」だということに気づかされます。
たとえば、グリーン上でのこと。
「上っていると思ったのに下っていた」
「右傾斜だと思ったのに、逆だった」
こんな経験はありませんか?
自分の目で見て確信したはずなのに、それは真実ではなかったワケです。
これはゴルフだから気がつけるのであって、
日常生活では気づかないまま、実はかなりの錯覚や見間違いは起こっています。
■私が見ている世界とあなたが見ている世界は違う!
「目で見たものが真実ばかりじゃない」ということを証明する、
おもしろい画像がたくさんあるので、見てみてください。
動いていると思ったものが、実は動いていなかったり、
違う色だと思ったものが、同じ色だったりするしますね。
ということは、同じ景色を誰かと一緒に見たときも、
私にはこう見えたけど、相手には全然違う景色に見えているかもしれない。
私が思う「赤」と、相手の思う「赤」は違うかもしれない。
こういうことが理解できているかいないかで、
人とのコミュニケーションは大きく変わります。
だから、私たちは自分が見たいように物事を見ている、ということを知っておくとよいでしょう。
私たちの目は、見なくてよいものは見ないようにできています。
だって、目に入るすべてのものを見ていたら、あまりの情報量にパンクしてしまうから。
何でもかんでも見えてしまったら、思考もなにもストップしてしまうから。
だから、私にとって必要なものだけを見ればいいように
脳が仕分けしてくれているのです。
身体はそういうメカニズムになっているのです。
■こうすればグリーン上のラインがわかる!
・グリーン上のラインが読めない
・ラインをよく間違える
そんな方には「目」だけに頼らずに、「歩いてみること」をおすすめします。
ラインの通りに歩いてみると、傾斜を足の裏で感じることが出来ます。
そうすれば、上りと下りを間違えることは、まずありません。
ただし、注意する点がひとつ。
『意志を持たずに流されるように歩くこと』です。
「おそらく下っているだろう」とか、余計なことは考えないこと。
思考を働かせながら歩くと、感じる能力が鈍り、傾斜を感じなくなってしまうからです。
だから、ただただぼんやりとダラダラと歩いてみてください(笑)
面白いくらいにラインが読めるようになるはずです!
ぜひお試しください。
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