あなたは、陰ヨガ(Ying Yoga)を聞いたことがありますか。
陰ヨガとは、パワーヨガやアシュタンガヨガの様に心拍数を上げてたくさん汗をかき、筋力アップを目的としたヨガとは異なります。
一つのポーズをじっくりと3~5分という長い時間保つタイプのヨガです。
パワーヨガやアシュタンガヨガについては、こちら「ええ?そんなにあるの?驚きのヨガの種類とは??5」をご覧ください。
■陰ヨガの目的
陰ヨガは、自分の体重をかけながらじわじわと骨盤や間接、そして身体の奥深くの関節の周辺にある、筋膜と呼ばれる筋肉を包む膜をのばします。
骨と骨との間に広い空間を作ることで、筋肉を和らげ、柔軟性を高め、深いリラックスを促すことを目的としています。
■下半身痩せには陰ヨガ
もし、あなたが、運動をしているのに下半身が痩せにくいと思っているなら、股関節周りや骨盤が固くなってしまって、そけい部のリンパ液の流れが滞っている可能性があります。
下半身を細くしたいと思うなら、陰ヨガは、オススメです。
陰ヨガは、関節、特に股関節や骨盤と言った腰回りの関節や靭帯、腱、筋膜といった結合組織をゆっくりと広げていきます。
この骨盤周りの近くには、大きなリンパ節、そけいリンパ節と呼ばれる所があります。
足から胴体をつなぐ大きなリンパ節ですが、そこを刺激する事に寄って、リンパ液の流れを良くすることが出来ます。
つまり、足先からお尻にかけての老廃物を含んだ体液を身体から、一早く外に出しやすくしてくれるのです。
筋肉を包む膜、筋膜は、同じ姿勢で大きな継続的な負荷がかかることで、実は、周りの筋肉に癒着してしまいます。
陰ヨガのゆったりとしたストレッチは、骨盤周りの筋膜をゆっくりとはがし、そけい部のリンパの流れをよくしてくれます。
すると、足のむくみやセルライト、脂肪と老廃物を解消しやすくなるのです。
いかがでしたか。
次回「陰ヨガって何?○○でできる陰ヨガとは??2」に続きます。
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