あなたは、ダンスが身体だけではなく、脳や心にも良い影響を与えるのをご存じですか。
大人になってからダイエット目的でダンスを始める方がいるということで、ダイエット効果に注目がいきがちですが、ダンスは、脳や心にも良い影響を与えるのです。
では、どのような効果があるのでしょうか。
■ダンスでつながりや幸せを感じる
まず、ダンスはエクササイズよりも「エンドルフィン」の分泌を高めます。
エンドルフィンは、うっとりとしたような陶酔感をもたらし、脳内麻薬ともよばれる神経伝達物質のひとつです。
気持ちのいいものを見たり、聴いたり、セックスの後や美味しいものを食べたあとにも分泌されます。
たしかに屋内で個人的に行うランニングやウォーキング、バイクトレーニングなどのエクササイズもエンドルフィンを高めます。
でも、それ以上にダンスをすること、特にみんなでダンスすることは、人との繋がりを感じることによって、よりエンドルフィンの分泌を高め、幸せを感じるのです。
■ダンスで頭がよくなり、キレにくくなる
次に、ダンスは記憶力向上、自己制御力、社会でのコミュニケーション術などに必要な脳の機能向上と深くつながっています。
ダンスは場の雰囲気や満足感を得るのに即効性があるだけでなく、長期にわたる効果として、脳機能向上があります。
つまり、人の真似しながらダンスすることで、頭がよくなる、社会性が高くなる、キレにくくなるのです。
うつ病改善にも効果がでています。
■ダンスでストレスが減少し、自信が高まる
そして、ダンスは自信を高め、ストレスホルモンを減少させます。
ダンスの後は自信を高めるホルモンであるテストステロンが上昇し、ストレスホルモンであるコルチゾールが減少するのです。
すると、自分のことを色っぽく感じたり、リラックス効果を得ることができます。
ダンスをする時、腕を大きく開いたり、胸部を開いたりしてオープンになる姿勢をとりますが、そのような姿勢も上記のホルモンの分泌に多いに関係しているのです。
いかがでしたか。
ダンスが脳や心にも影響を与えているなんて、驚きではありませんでしたか。
ダンスは、続けることが大切です。
最初から難しいダンスではなく、簡単なもので良いのです。
リラックスしたいと思ったときは、簡単なダンスをしてみては、いかがでしょうか。
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