スポーツをして貧血になる?

ダイエットのために最近ジョギングを
始めたんだけど、やっぱり運動不足で
急に走るのはキツイな…

動悸や息切れはするし、疲れやすいし…

もっと運動しないと!

もしこんなことを思ったのなら
ちょっと待ってください!

これはひょっとしたら貧血の一種
「溶血性貧血」かもしれません。

■スポーツをすることで貧血になる?

血液の中にある赤血球の中にヘモグロビンという
タンパク質が存在します。

ヘモグロビンは細胞に酸素を運ぶ
大切な役割をしているものです。

このヘモグロビンが壊れてしまうことを
「溶血」といい、溶血のために起こる貧血を
「溶血性貧血」と言います。

この溶血性貧血には先天性のものと
後天性のものがあります。

先天性ではヘモグロビンそのものの
異常が貧血の原因となります。

後天性の場合、ヘモグロビンが壊れる
原因は多々ありますが、スポーツ時が
有名です。

足底を地面に強く踏みつけたり
叩き付けることによって、
足裏の毛細血管のヘモグロビンが
破壊されるのが原因とされています。

動悸・息切れ・疲れやすいに加え
発熱や腎障害、意識障害が見られることもあります。

スポーツもいいですが、
無理はしないようにしましょう。

おかしいな…と思った時は「氣のせい」にせず、
血液検査をしたり予防意識を持ちましょう!